僕の死に方
僕の死に方という本をご存じでしょうか。
僕の死に方は、10月に41歳で肺カルチノイドにより死去された
金子哲雄さんの著書です。
生前、余命宣告をされてからの彼の死に対する準備について書かれたものです。
ヤフーニュースからの抜粋ですが…
8月には弁護士に連絡をして公正証書遺言の作成に入り、葬儀社も手配したという金子。
説明に訪れた葬儀社の社長からは「え! ご本人の葬儀ですか!?」と驚かれたことも明かしている。
また、戒名も生前に依頼し、その戒名が持つ意味に感じ入り、「今まで“見えていなかったこと”が見えるようになり、寿命を延ばす結果となった」という。
「賢い選択、賢い消費をすることが、人生を豊かにする」を謳い続けた彼らしく「最後の選択を間違えたくはなかった」という思いもよく伝わってくるが、それ以上に胸を打たれるのは、残される家族や親しかった人々に対する、やさしさやいたわりの気持ち。
文中でも、「自分の“死”にまつわることなのに、作業中、喜んでくれている相手の顔を思い浮かべて、笑みさえこぼれた」と述べているが、死の間際にあってもなお誰かを気遣える心のありようには、感服せずにいられない。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20121203-00001297-davinci-ent
死を間近にして、なんども恐怖を感じたはずです。
ですが、このようにできるだけまわりに迷惑をかけないように…と、金子さんらしい
気遣いがいろいろなところであったようですね。
ぜひ読んでみたいなと思った一冊です。
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